与論島

2023/9 与論島ダイビング ~とても透明度の高い海です~

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暑い8月が終わり、台風シーズン真っ盛りの9月、鹿児島県最南端にある与論島へ行ってきました。
1週間前なら台風が3つありとても行けるような状況じゃなかったんですが、今週の台風13号は関東方面へ。南西諸島は全く影響なく行くことができました。
行く前日の天気予報を見るとウェザーニュースは現地滞在の4日間とも雨曇マーク、一方Yahoo天気は晴曇マークで全く異なります。さてどっちに転ぶことやら。。

与論島

与論島は鹿児島県の最南端に位置し、一番近い島は北にある沖永良部島よりも南の沖縄本島になります。

東京や大阪からの直行便はなく、飛行機の場合は那覇か鹿児島乗り継ぎになります。沖縄からはフェリーでも2時間半ほどで行けるようですが、港が名護の方になるので沖縄本島内での移動が大変ですね。
バブルの頃は観光をアピールしていた記憶がありますが、現在はリゾートホテルと呼べるのは1軒のみで、9月ということもあって観光地としては少し寂しい感じでした。

初日

初日は移動のみ。大阪の家を9時に出て鹿児島経由で与論に到着したのは15時頃。驚きなのは大阪ー鹿児島よりも、鹿児島ー与論の方が時間がかかってフライト料金も高い!一般的な地図だと南西諸島はつながってないので距離感がわからないですが、まあプロペラ機だから時間かかるんでしょうね。

今回は『イチョーキ・ヴィラ』に泊まりました。まあ綺麗な部屋でそれなりに広くダイビング目的で来るには問題なしのホテルでした。近くにほぼ店がなく最低20分ほど歩いて行かないと買い物できないのが難点です。

夜は30分ほど歩いて人気の居酒屋『ひょうきん』へ。ここは予約必須で1週間以上前に電話することをお薦めします、人気の理由は安めの料金設定と店員の愛想の良さですかね。料理は特筆するほどではないですが、まあ美味しかったですよ。

『もずくそば』が人気みたいです。もずくをそばつゆで食べるだけですが。。


刺身はどれも新鮮で美味しかったです。ただ南国の魚なんで脂は全くなし(笑)。


奄美地方定番の『黒糖焼酎』です。

2日目 (トモリ、長崎の塔、オコゼ瀬)

さあいよいよダイビング開始です。今回は『TAMAダイビング』さんにお世話になりました。HPに中・上級者限定と書いてあったのと値段の安さで決めました。
天気は予報通りの曇り空、しかも風が結構強く、南にある港から出船になるとのこと。海中宮殿などの有名なポイントは北側になるので本日は行けず。
迎えに来てもらって港に着くとびっくり、大学のサークルメンバと同じらしく小さい船に合計13名になるそうです。ん~、たぶんこっちが先に予約していて後から入れたんでしょうね、逆なら満員で予約できなかったと思いますので。一言事前に言ってほしかったですね。船の上は那覇の混雑時の乗合船みたいにタンクを着脱するスペースほぼない密集状態でした。まあポイントまで10分くらいで毎回港に戻るスタイルだからなんとかなりますが。



人の顔の形をした岩、言われるとわかりますよね。


伊勢海老がいました。南西諸島方面で見るのは初めてかも。

長崎の塔は変わった岩が色々あって有名なポイントだったようです。オコゼ瀬は名前の由来と思われるオコゼには全く出会わず。


撮る魚が少ない時はクマノミを撮影する回数が増えます(笑)。

今日はホテルのすぐ近くにある『鉄板焼MARARA』に行きました。オシャレな感じのお店です。普段食べない地魚の鉄板焼があって試しによくダイビングで見る『ツバメウオ』を頼んでみましたが、まあ想像通りですね。
全体的に量が少なく、高価でした。オシャレな店が大好きな人以外にはお薦めしません。



ツバメウオは硬くてうま味なし。で、2切れ1280円也~

3日目 (沈船あまみ、オアシス(海中宮殿)、メーラビ)

この日は朝から快晴です。風もなく茶花漁港からの出船で問題なく北側のポイントへ行けそうです。

1本目は『沈船あまみ』へ。全長50mほどの海上保安庁の船で、ここのオーナー達が昔に沈めた船だそうです。なんでも思ったよりも深場に行ってしまったとかで、40mほどの海底に横たわってますので、船の上から眺める感じになります。後でダイコンを見ると最大37mまで潜ってました。ここまで大きな船を見たのは初めてなので見ごたえありました!

2本目はいよいよ一番のメインポイントである『海中宮殿』です。真っ白な砂地の上に人工で立てた塔や宮殿が並んでました。




宮殿の天井部はハート形の穴が開いてます。

ここのポイントは宮殿以外にも白い砂と岩場が続いており、地形派には好まれそうな所でした。


岩場の影にはご存じ『ミノカサゴ』がいます。


全体的に地形ポイントが多いです。

以上、2日で6ダイブ終了です。今回魚を見て必死に撮影したことなかったかな?大物や珍しい魚に出会えず残念でした。。

3日目の夜は15分ほど西に歩いたところにあるイタリア料理の店『オステリアカキ』へ。なんでも夫婦で昼はダイビング、夜はレストランをやってるらしく、とても真似できないですね。
ピザはモチモチ感がある生地で、パスタもとても美味しかったです。3日間で一番良かったお店です。
関西出身の奥さんもとても話好きで会話が弾んじゃいました。他のお客さんに迷惑だったかな。。(汗)


イカスミのピザ。

生シラスのクリームパスタ。

最終日も含めて天気予報の結果はYahooに軍配が上がりました。初日の午前中は雲に覆われてましたが、それ以外はほぼ晴れ、特に最後の2日間は快晴の天気でした。

今回のダイビング動画

 

 

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